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灰白色の風景。

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昨日は帰りの運転中、真っ青な空に吹き上がる噴煙を見ながら帰った。
すれ違う運転中の人も歩いている人もみんな空を見上げいたっけな。
澄み渡った青空の半分はもくもくと吹き上がる噴煙が流れて夕日の混ざった赤黒い空。
初めて見る風景だったのもあるけれど、不気味で怖いとさえ思った。
ここは霧島連山から50キロ以上は離れている場所なのに
夜中から続く地響き(大型トラックがすぐ横を走っていくような音)や
噴火の音(こっちは遠くで聞こえる打ち上げ花火のような音)、
カタカタと戸を揺らす空震が丸1日は続いている。
「自然」ってやっぱり、とてつもなくすごいっていうか、怖いと改めて。
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そして今朝、窓を開けて驚いた。「お、おーーーーっ。」
「雪景色」は見たことあるけど、あたり一面「灰景色」。
庭も空も灰白色。まだ、細かい灰が降り続いています。
走りすぎる車が灰が砂ぼこりを巻き上げていく。
運転中も20m先が見えないほど。しかし、ここまで降り積もるとはね。

昨日までは鳥インフルエンザの影響で
あちこち入口付近は石灰の白だらけだったのに今日はグレーの粉だらけ。
ちょっと外に出て話しているだけで、口の中はじゃりじゃり、硫黄の匂いが服につく。
おまけに朝からこの火山灰の影響で鼻のムズムズ、顔や手がちょっと痒い。
空から降ってくるこの灰を見ながら、この灰と硫黄の匂いに殺菌力があるならば
この辺り一気に消毒しちゃってほしいと思うのわけなのよ。んー、それにしても痒い。
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