ジャイアンの近況。
庭のピラカンサの実が無くなると
思った通り、この場所にジャイアンは来なくなりました。
全く現金なヤツだ。(寂)
とはいえ、家族の話によると
時々、庭のあちこちに出没しているらしく、
変わらずまるまるとして、しっかり生きているようです。
この写真はちょっと前。
霧の朝、食事休憩中のジャイアンと、
風の強い日、モンロー状態のジャイアン。
また冬になったら食べにおいでね、ということで。
満開だとばかり思っていたのに、
今日はもう桜吹雪きとなって散ることに忙しいようですな。
しかし、散り行く桜っつうのは
なぜに寂しいような切ない気持ちにさせるのでしょうかねー。
今日は九分咲き、明日満開。
番傘さして小雨の中、てくてく歩いて家から5分。
毎年、桜が咲くとカメラを向けたくなるこの場所。
なんてことない場所ですが、
花びらまじりの風が吹いてきます。
少し前に読んだ室井滋「ロケ隊はヒィー」の中で
友人のカメラマンが桜の木の前で撮ったスナップに
江戸時代、お城に奉公していたお女中の霊が写っていて
それ以来、桜をバックにスナップは撮らなくなったそうな。
そういえば、昔から桜には不思議な話がつきもの……。
樹齢何百年なんていう桜の木には
なにかが宿っていてもおかしくないような気もするし……。
そんなことを思い出しながらファインダーをのぞいていたら、
少し背筋がゾクゾクしました。
と言っても、私、今まで“ヒィー”な経験は一度もないんですけどね。(^_^;)